OASISプロジェクト解説:メタバースとNFTが織りなす新たなコミュニティ空間
コインチェックが提唱するOASISプロジェクトは、メタバースとNFTを組み合わせた新たなコミュニティ空間を創出し、ユーザーが自己を再発見し、新たなつながりを育む場となっています。この記事では、OASISプロジェクトの概要、ビジョン、そしてコミュニティへの参加方法について解説します。
1. OASISプロジェクト: メタバース×NFTのコミュニティとは?
「OASIS」は、コインチェックが展開するメタバース×NFTのコミュニティプロジェクトです。これはコインチェックにとって初めて独自NFTを発行する大きなプロジェクトとなります2。
このプロジェクトでは、Web3メタバースの「The Sandbox」上に「OASIS TOKYO」、「Decentraland」上に「OASIS KYOTO」、「Otherside」上に「OASIS MARS」といった都市の建設を進めています。こうした都市は「OASIS」のコミュニティに参加することで、これらのメタバースでの様々な企画に参加することが可能になります。
2. OASISプロジェクトの特徴とビジョン
OASISプロジェクトは、自己との対話を通じた豊かな自分に変化するためのきっかけや新たな出会いの場を提供することを目指しています。その具体的な手段として、コミュニティ内での人との繋がりを体験してもらうことに重きを置いています。このメタバース上での繋がりから、新たな自分への気づきが生まれ、それが現実世界における自分の思考や行動に変化をもたらすことを期待しています2。
また、OASISは様々な領域で活躍する人々とのコラボレーションも展開しています。その一例として、大阪・関西万博の催事企画プロデューサーである小橋賢児氏がクリエイティブディレクターとして参加しています。さらに小嶋陽菜さんや水原希子さんなど、それぞれの領域で活躍する人々ともコラボレーションしています。
3. OASISプロジェクトのコミュニティへの参加方法
現在、OASISのメタバース「OASIS KYOTO」に参加することができます。「OASIS TOKYO」と「OASIS MARS」は現在建築中です。また、公式のDiscordコミュニティが設けられており、ここでは「OASIS TOKYO」、「OASIS KYOTO」、「OASIS MARS」の3つの都市の情報を統合しています。このDiscordコミュニティに参加することが、OASISプロジェクトに参加する最初のステップとなります1。
この公式Discordは今年の1月に開設され、以来、段階的にメンバーを増やしてきました。2月と3月には限られた時間だけ参加できる企画が行われ、4月初旬現在では約4000人のメンバーが参加しています。
4.Discord内での活動と参加のメリット
Discord内では、さまざまな企画が実施されており、メンバー同士がコミュニケーションを取る場となっています。例えば、「今日のいいこと共有部屋」や、「嫌なこと吐き出し部屋」といったチャンネルが設けられています。通常のWeb3系のコミュニティでは、クリプトやNFTの話題が中心となりますが、OASISではそれに加えて現実世界の話題も活発に交わされるのが特徴です。
まとめ
OASISプロジェクトは、メタバース内に多様な都市を構築し、NFTと連動した体験を提供することで、参加者の自己探求と新たな出会いの場を創出しています。そのビジョンは、メタバース上の経験が現実世界にも変化をもたらすこと。このプロジェクトはまた、各分野で活躍する人々とのコラボレーションも展開し、その幅広いアプローチが見る人それぞれの新たな自我を引き出すきっかけとなるでしょう。