Web3

STEPNとApple Payの統合:次世代ブロックチェーンゲームがクレジットカード決済に対応

ytatamura@yahoo.co.jp

1. STEPNとは:ブロックチェーンベースのフィットネスゲームの新しい形

STEPNは、Web3系のフィットネスゲームの代表作として注目を浴びています。ピーク時のデイリーアクティブユーザー数は約100万人に達するなど、その人気と影響力は広範に及んでいます。

このゲームは、「Move to Earn(M2E)」と呼ばれるモデルを採用しています。具体的には、ユーザーはデジタルスニーカーというNFTを履き、歩行やランニングなどの運動をすることで、その歩数に応じてユーティリティトークンである「GST(グリーンサトシトークン)」を稼ぐことができます。

さらに、「GST」はスニーカーのステータスをレベルアップするために使え、ガバナンストークン「GMT」も必要に応じて使用することができます。これらのトークンは、STEPNが稼働するソラナ、BNB Chain、イーサリアムの3つのブロックチェーン上で、それぞれのブロックチェーンの規格に従って発行されています。

2. STEPNとApple Payの統合:より簡単なNFT購入の道を開く

STEPNは最近、Apple Payとの統合を発表し、その影響は大きいです。具体的には、ユーザーは自分のクレジットカードなどをApple Payに登録し、「SPARK」というポイントを購入。そして、その「SPARK」を使ってNFTスニーカーの決済を行います。1 SPARKは0.1ドルとされており、10 SPARKで1ドルになります。

この統合により、STEPNのアプリ内マーケットプレイスは再び活性化しました。しかし、リリース当初のような暗号資産(仮想通貨)による決済手段には対応していません。暗号資産にてNFTスニーカーを購入する場合は、引き続き外部マーケットプレイスを利用する必要があります。

3.STEPNとApple Payとの連携について、もっと詳しい情報

STEPNとは、web3系フィットネスゲームの代表作で、「Move to Earn(M2E)」と呼ばれるモデルを採用しています。NFTの「デジタルスニーカー」を履いて歩いたり走ったり運動することで、その歩数に応じてユーティリティトークンの「GST:グリーンサトシトークン」を稼ぐことができる仕組みになっています。「GST」はスニーカーステータスのレベルアップなどに使用でき、またガバナンストークンの「GMT」も必要に応じて使用されます。STEPNはソラナ、BNB Chain、イーサリアムの3つのブロックチェーン上で稼働しており、「GST」および「GMT」はそれぞれのブロックチェーン上で発行されています

ステップンは先日、Apple Payと統合し、アプリ内からSPARKポイントを購入してNFTスニーカーを買うことができるようになりました。これはAppleが先月、Epic Gamesとの裁判で外部決済を認めるよう指示されたことを受けた変更で、暗号資産やweb3ウォレットを準備せずにSTEPNへの参入が可能になりました。また、アプリ内マーケットプレイスが再開し、NFTスニーカーの購入が可能になりましたが、その際の決済手段は暗号資産には対応しておらず、Apple Payを経由したクレジットカード等での決済に限定されています。

なお、今回のApple Pay対応によるNFTスニーカーの販売については、その売上の30%をアップルへ納めるとのことで、アプリ内マーケットプレイスで販売されているNFTスニーカーは、外部マーケットプレイスでの販売額より若干高額になっています。

STEPNの共同創業者、ヤン・ロン氏は、「今回の統合により、私たちは全く新しいオーディエンスに開かれ、Web3をより大衆に身近なものにすることができるのです。この統合は、Web2とWeb3の技術間のギャップを前例のない方法で埋めるものです。私たちは、この統合が、次の1億人のユーザーにWeb3技術を提供するための重要なステップであると信じています」とコメントしています。

まとめ

STEPNは、「Move to Earn(M2E)」と呼ばれるモデルを採用したweb3系フィットネスゲームです。ユーザーはNFTの「デジタルスニーカー」を履いて歩数に応じてユーティリティトークンの「GST」を稼ぐことができます。先日、STEPNはApple Payと統合し、アプリ内でSPARKポイントを購入してNFTスニーカーを買うことが可能になりました。これにより、暗号資産やweb3ウォレットを準備せずにSTEPNへの参入が可能になりました。また、アプリ内マーケットプレイスが再開されましたが、暗号資産による決済は対応しておらず、Apple Payを介した決済に限定されています。今回の統合により新たなオーディエンスが開かれ、Web3の普及が進んでいます。

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